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2年前の冬、ベッドから立ち上がろうと思った母は、めまいがして部屋の中で転倒したらしい。
その頃一緒に暮らしていた兄は、1階で物音がしたので母の部屋を覗いてみるが、特に問題なさそうな様子で「大丈夫」という母の言葉を信じ、一日過ごした。
その日の夕食も母が作り、特に問題なく過ごしていたらしいが、翌日母が自らタクシーに乗り、地元で有名な脳外科の病院を受診。
特に症状があった訳でもなく、とりあえず頭を打ったから受診をしておこうと安易な気持ちで病院に行ったらしいが、今思えば日ごろの母の行動とは少し違っていた。
近所のかかりつけ医に行くのが普通の行動だったと思う。
受診時、母は自分に起こった症状を先生に事細かに説明をした後、CTを撮ってもらい、入院が必要と診断されたが、その病院は満床のため他医療機関を探している間に、母の症状は急速に悪化し、病院を移している場合ではなく、その病院で緊急オペをしなければ手遅れになってしまうほどになってしまったとのこと。
みるみるうちに頭部内で出血が進んだらしい。担当している先生も驚くほどあっという間の出来事だったらしい。

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bigumiko@icloud.com

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